2019年03月18日

春の作品展を開催します

1903kokutimss2019年3月1日に5年いた、熊本県八代市から大阪市へ戻ってきました。私事の事情によるものですが、車がないとどこにも行けなかった田舎の暮らしに比べてホームセンターと大型電気店まで徒歩3分の立地が夢のように便利です。

暮らしの細々を整えるのに時間を取られて、いつものように告知が大幅に遅れましたが、弟の銀細工師「伽楽」との春の作品展をお彼岸の休日を挟んだ3月20日(水)〜24日(日)まで東京自由が丘の「ギャラリーコア自由が丘」で開催いたします。

2019年版美人画カレンダーの原画を中心に昨年11月の秋の作品展と似た内容になっておりますが、見ていただけなかった方はぜひお彼岸の外出ついでにお立ち寄りください。

◆◆今回は少し異質な植物画を1点展示します。
よく美人画やその他のカレンダーの原画制作の合間にスケッチを元にした植物画を描いています。美人画や童女画と違いなかなか結論が出ないと言うか?どこまで描いたらいいかわからないところがあって、完成作が少ないのですが「朱夏」と名付けたこの作品は一応・・・完成作。
5年前まで住んでいた大阪郊外のマンション1階の部屋に日当たりの悪い小さな庭があって、金網で仕切られた御隣の庭には日当たりを求めて上へ上へと伸びて茂った楠の木やひょろひょろと丈だけ3mほどに伸びた南天があって林のなかにいるような環境でした。

夏になると、窓辺のソファに寝転んで広い窓の外を見上げると楠の木漏れ日の中から長いつるを下げ鮮やかな若緑の葉を背景にしたノウゼンカズラの房咲きの朱の花が、たくさん風にゆれていて・・・夢のような光景でした。美しさを再現できなくてもどかしいまま仕舞い込んだ作品ですが、、、引越し整理中に出てきた懐かしさから展示してみます。


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kishol3 at 22:03|PermalinkComments(0)

2017年03月06日

春の作品展のご案内

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昨秋から脳腫瘍を患って認知症の症状と体の急激な麻痺に苦しんだ父が、87才目前の2月8日に幸いにもとても穏やかに亡くなり、明るさと静けさと華やかさが共存するこの早春は人がきれいさっぱり人生を終えるのににふさわしい季節だと感じます。

花好きの父が植えて畑の横で並木に育ったピンク色の河津桜が今満開をすぎて、樹の下を通ると小型の蜂の羽音がうるさいくらい・・。ヒヨドリやまだ鳴かないウグイスも毎朝やってきます。
本格的な春はもうすぐ。

絵を描く時間がとれなくてカレンダーの原画として描いた作品ばかりではありますが、春の作品展に新旧9点の四季折々の江戸風俗美人画を出品いたします。

タイミングが良ければ桜の花もちらほらのこの春の3連休に
国立市の画廊巡りはいかがでしょうか?

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 生活を飾る・彩る 創作家展 Vol.1

 ■会場 東京都国立市 アートスペース88
 ■会期 3月16日(木)〜21日(火)
 ■時間 11:00〜18:00(最終日16:00まで)

DMカラー面はこちら→
DM宛名面はこちら→

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

喜翔おひめさまSHOPはこちらです→ 





kishol3 at 17:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年04月12日

レンゲ畑

レンゲ畑












久しぶりに見たレンゲ畑です。

大阪府の東の方、京都府に近いこのあたり、寝屋川市、枚方市は新しい住宅やマンションが増えている一方で、田んぼもたくさん残っていて、住まいのマンションを出て5分も歩くと水田での田植えや稲刈りも見られます。

最後のお花見に京阪本線萱島駅から次の寝屋川市駅まで川沿いに続く友呂岐緑地を散歩している途中で、ちょっと寄り道した神田天満宮(天然記念物の千年楠があります)へ行く途中にたくさんレンゲ畑がありました。

子供の頃、九州熊本の田舎で散々遊んだ花なので見ると懐かしくもうれしくなります。



kishol3 at 18:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)