オニゲシ
2018年05月22日
肥後花菖蒲が咲き始めました



花菖蒲が咲き始めました。
父が逝って、庭の花や木はどうしようと心配し、中でも手のかかる肥後花菖蒲が一番気がかりでしたがなんとか・・昨年6月に続き今年も開花しそうです。
乾燥したまま放置していた枯れた株の下から新芽が出始めたころ、EM菌と糖蜜、魚紛、米糠を使った有機肥料を作り2週間ほど熟成。枯れ葉を刈り取って葉の伸び始めた株元にやり、父が塩ビパイプを組んで作った農業用水からの素人給水システム(※用水代支払ってます)で水を張り2か月弱・・昨年より少し早く開花しました。
私は材料の手配をする程度で、弟夫婦が母を手伝ってすべてやってくれたので感謝感謝。
長年農業に従事した母によると、肥料の撒き方がいちばん難しいらしく、撒き方にムラがあると植物の生長にもそのままムラが出るとのこと・・。う〜ん?たしかに背の高さにムラがあるかも・・?
でも頼んだ事にはたいてい予想の斜め上の仕上がりを見せてくれる、凝り性の弟のこと・・。
数年のうちには熟練の技を身に着けてくれると思います。(かなり忙しい身なのに申し訳ない・・)

4年前の満開の花菖蒲

2階から見下ろすと壮観でした

薔薇は私の担当です。有機肥料ができたのでついやってしまい一気に満開に・・。蕾がついたら肥料はやらないと分かっていたのに・・なぜ💦

今年もオリエンタルポピーは気ままに好きな場所で咲いています。植えたのは1種類のはずが今年は花もいろいろ・・?

花びらの中央に黒い模様がある基本形

花弁に模様のないタイプ・・ひなげし?


八重咲の散り際・・基本形は花弁が黒くなって散ります

模様が白だけのタイプも


ベランダではトケイソウが次々にさいては花殻を落としています
kishol3 at 22:25|Permalink│Comments(0)│
2017年05月24日
薔薇が満開です



新苗からベランダで育てて今年2年目のピエール・ド・ロンサールを手始めに・・
昨年ピエールを3苗、ピンクの小花がかわいいアンジェラを1苗追加購入して花後の6月初旬に地植えした薔薇が今満開を少し過ぎたところです。
地植え1年目としては上出来の花数?と自画自賛・・・ただし遠目には。
梅雨明けから九州の強い日差しを受けぐんぐん伸びるシュートをまとめて括り、からっからの8月は日に2回水やりし、葉っぱを食べるカタツムリや花芽を食べるバッタといったネット情報には出ていない害虫と(塩を入れたフリーザーバッグにゴメンナサイ!といいながらピンセットでつまんでぽいぽい投げ込む原始的な方法で)戦い・・、12月のクリスマス頃には、ブドウのハウスの枠を利用してワイヤーを張り、4日もかかってトゲで手を血だらけにしながら巨大化したシュートをすべて誘引し、そして向かえた春。
今年は寒くて虫が遅くてラッキー!と消毒に精を出し・・ちょうどつぼみが出てきたその矢先に2週間の緊急入院・・・
結果、母が頑張って水やりをしてくれたものの・・ベランダのピエールは水切れを起こして花芽を半分以上落としてしまい、地植えのピエールのつぼみにはバラゾウムシとスリップスが・・アンジェラの柔らかい葉はバラハキリバチによほど好かれたと見えて、コンパスで切り取られたような丸い穴が無数に・・。

ベランダのピエールは花数が少ないせいか、かえってピンクの色が濃い見事な花を咲かせています
でも・・まあ・・近所の方たちが散歩の行き返りに「きれいですね〜」と声をかけてくださるのに励まされ、毎朝摘花に精を出しています。思えばこの九州八代の暑すぎる夏と冬の夜の極寒と霜を乗り越えて見事に咲いてくれました。
せっかくなので秋の作品展に向けて思いっきり・・ひらひらのピンクの薔薇に彩られた乙女の絵を描こうかと考えています。
こちらはまったくの放置栽培で、毎年5月になったら畑をはみだしてあちこちですごみのある赤い花を咲かせているオリエンタルポピー(オニゲシ)。対照的な妖艶な女性の絵にしても面白いかも・・。
